<コラム> 笑顔を呼ぶ香り (前編) <コラム> 笑顔を呼ぶ香り (前編)

ミラー ハリスのフレグランスエキスパート、ニック ギルバートが香りを使って気分を高める方法をシェアします。


今、私たちは上機嫌でいることがとても重要な時期にいます - 率直に言えば、ずいぶん奇妙な状況にあります。多くの人は人生でこのような経験をしたことがありません。現在起きていることと、これから起こることに対する悲しみと不安の空気を共有しています。幸いなことに、香りは素晴らしいエスケープであり、気分を上向かせて、心の中で旅をする方法を提供してくれます。


ムードブースター

私が個人的に気に入っているオールイヤー・ラウンドのフレグランスは「ティー トニック」。これは文字通り人を元気付けてくれるトニックであり、泡が立つように活気に満ちて、一瞬で沈んだ気分を変えてくれます。ベルガモットとプチグレンのアップリフティングなフレッシュさが、きらきらと輝くトップノートを生み出します。少なくとも私にとっては、スローダウンして笑顔で過ごす助けとなります。紅茶と緑茶、わずかにナツメグを組み合わせたティートニックは、気分を盛り上げるのに最適です。


陽光きらめく岸辺

見渡す限り透き通った青い海と澄んだ空が続くビーチ。そんなビーチに立つ様子からインスピレーションを得た「ロー マグネティック」は、ボトルの中の避暑地です。四方の壁を重苦しく感じたときにはいつも、「ロー マグネティック」を吹きます。すぐに解放感が訪れ、都市から遠く離れた場所に運ばれたように感じるのです。アクアティックノートとかすかに香る松は、大自然の片隅に立つ感覚と自由な気分をよく捉えています。